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2年目ワーキングマザーの雑記ブログです。育児、仕事ほか。

認定こども園に入園して1年たったまとめ①保育園・幼稚園との違いと入園までの経緯

昨年6月に息子が認定こども園に入園し、1年が経ちました。コロナ禍でもあり、入園前は色々な不安がありましたが、あっという間に1年経ちましたので、利用している感想をまとめます。また、認定こども園って何?という方のために保育園や幼稚園との違いもご紹介してみます。

認定こども園とは?保育園や幼稚園とはどう違う?

私が認定こども園の存在を知ったのは独身時代の5、6年程前。会社の先輩がお子さんをこども園に通わせていると聞いて、
こども園?何それ?動物園のこども版?」
と訳の分からない感想を持ちました。
その当時よりは認定こども園は増えているようですが、まだまだ知名度は保育園や幼稚園ほどではないでしょう。

では、認定こども園とはどのような施設で、保育園や幼稚園とはどうちがうのでしょうか。

認定こども園とは

教育・保育を一体的に行う施設で、いわば幼稚園と保育所の両方の良さを併せ持っている施設です。以下の機能を備え、認定基準を満たす施設は、都道府県等から認定を受けることが出来ます。

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認定こども園概要 内閣府

認定こども園には、地域の実情や保護者のニーズに応じて選択が可能となるよう多様なタイプがあります。なお、認定こども園の認定を受けても幼稚園や保育所等はその位置づけは失いません。

  • 幼保連携型

幼稚園的機能と保育所的機能の両方の機能をあわせ持つ単一の施設として、認定こども園としての機能を果たすタイプ。

  • 幼稚園型

認可幼稚園が、保育が必要な子どものための保育時間を確保するなど、保育所的な機能を備えて認定こども園としての機能を果たすタイプ

認可保育所が、保育が必要な子ども以外の子どもも受け入れるなど、幼稚園的な機能を備えることで認定こども園としての機能を果たすタイプ

  • 地方裁量型

幼稚園・保育所いずれの認可もない地域の教育・保育施設が、認定こども園として必要な機能を果たすタイプ

認定こども園概要: 子ども・子育て本部 - 内閣府 より


保育園、幼稚園は主に以下のような違いがあるのですが、
①管轄の違い
②預けられる年齢、対象の違い
③目的の違い
④入園方法の違い

認定こども園は複数の方があるので園による違いが大きいと思われます。

認定こども園に入園した経緯

前回の記事と内容が多少被ってしまいますが…認定こども園に入園に至った流れをご紹介します。

妊娠中の保活準備

私の職場の場合、育休の期間は1年(延長で2年まで)なので、幼稚園の選択肢はありませんでした。
当初は徒歩5分程の保育園に預けたいと思っていたのですが、念のため他の施設の情報を得るために役所に情報を聞きに行きました

すると、私の自治体では一部の保育施設を対象に、「入園予約制度」というものが存在していました。
各施設4月生まれからの先着順(臨月に入ったタイミングで申し込める)で、面接や点数の審査なしで1歳の誕生日(0歳児クラス)での入園が確約される、という不思議システムです。

その対象施設の中で、家から唯一歩いて通えそうなのが認定こども園でした。

役所の人の話は

  • 私の出産予定日だと例年通りならまず予約できる。わりと人気の園なので1歳児クラスでの入園は点数が足りないかも
  • 近所の保育園は0歳児クラスの定員が少ない。翌年の1歳児クラスも入れる保証はない
  • 普通に保活をした場合、上記の2園は難しいかもしれないが、1歳の誕生日でエリア内のどこかの園には入れる(遠い園になるかもしれない)

上記の話から、私の考えは

  • とにかく保活が面倒くさい
  • どうせ育休延長できないなら人気の園に入れた方がいい

 (0歳児で希望の園を1つしか書かない案もあるがそれも不安)

→見学に行って、問題なさそうならそこにきめちゃおう

となりました。

認定こども園を見学

まず、電話で問い合わせをしました。
事前に「保育園に電話するのにふさわしい時間」をネットで調べてお昼寝のタイミングにかけましたが、残念ながら担当者不在。折り返しいただいて無事にアポを取りました。

見学は平日のみでしたので、有休を使って行きました。出迎えてくれた園長先生が爽やかな若い男性だったのでびっくりしたのが第一印象です(笑)
(男性なのは知ってたけど、ついクレヨンしんちゃんの組長先生を想像してしまい…)

お散歩の時間で園児は不在でしたが、ひと通りの教室を見せてもらいました。

0歳児のお昼寝の管理(突然死症候群防止のための寝具)や登降園の管理などしっかりしたシステムを導入していて、施設に古くささもなく、年少以上の教室は幼稚園のような教育環境も整えられていて、少しワクワクしました。

保育園と比べて園庭の狭さが少し気になりましたが、しっかりお散歩に連れ出してくれるのであれば許容範囲と感じました。

働いているみなさんの笑顔も好印象を受けたので、ここなら大丈夫そうだな、と思って帰宅しました。

帰宅後、夫にここでいいよね!?とゴリ押しし、後日予約申し込みをして無事受理されました。

認定こども園への入園準備

本来のスケジュールでは、0歳の秋頃に申し込み、面接→2月に入園決定→3月説明会→4月に入園なのですが、予約枠だったので本当に何もありませんでした。

心配すぎてこども園に電話したら、入園のひと月前くらいに入園案内しますね!とのこと。

入園案内が同じ日だったのはもう一組だけでパパも一緒だったので、他のママと仲良くなるという私の第一の思惑は外れてしまいました(笑)

説明してくれた担任の先生はとても優しそうなベテランの先生でした。入園準備も、思ったより細かい決まりがなくて安心しました。

- 全て既製品でOK

  • タオル等細かいサイズ指定なし
  • 名入れは手書きでもスタンプでもシールでも、下の名前だけでもOK

一方で、入園前に食べさせなければいけないもの(給食に出るため)が大量すぎて焦りました。

また、4月は既にコロナが広がっており、5月は登園自粛要請が見込まれていたため、説明を聞きに行ったその場で入園延期を要請されました。

5/31に登園自粛要請の解除が確定したことで、6/1入園が決まりました。


次回に続きます。